家具とプレゼントは考えて買え
どこだここ。 眠りから覚めるなり僕は目を疑った。コンクリート打ちっぱなしの壁、ベッドとモニターを除いては家具らしい家具も無し。広さは十畳ほどだろうか。ただ、ゆとりはあっても前述の通り彩りに乏しく、印象としては殺風景極まりない。…
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よいこのしょくへし童話
狩人の長谷部は早起きです。日が出るまえに川へ向かい、しかけた罠を見にいきます。 いつもなら魚が網にかかっているところですが、その日はみょうに白い妖精がつかまっていました。「そこのきみ! 俺を見のがしてくれたら驚きにみちた日々を…
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冒険者×死霊術士
死人に口無し、亡者は蘇ること能わず。復活の奇跡が許されるのは唯一、祝福を受けた神の子のみである。故に主の許しなく彼岸の友を攫ってはならぬ。寿命は天が万物に与えし権利にして義務なり。不死を求むるは神に逆らうも同然である。 神を敬え。師に学べ…
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長谷部くんのコーヒーは今日も美味しい
「こうして手紙を交わすようになって五年か。 老いると時の流れを早く感じると言うが、心だけは若くありたいものだな。 しかし最近のきみの活躍と来たらどうだ。 逞しいというか頼もしいというか、また一つ事件を解決したんだって? のんびりできない探偵…
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テセウスの船に名は要るか
青年はくの字になって悶絶した。 臓腑に纏わりつく不可視の暴力に堪えかね、幾度となく咳き込む。彼の努力に反し、吐き出されるのは呼気と粘性の足りない唾液くらいのものだった。 口内から侵入した異形が若者を傷つけることはなかった。一時は成人男性の…
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