家具とプレゼントは考えて買え【原案】

長「着る服を用意したぞ」

光「エッなにこのクソダサセーター……絶対福袋とかに入ってたけど着なかったやつじゃん」

長「俺とお揃いになるのがそんなに嫌か」

光「君も着るのかよ。てっきり僕を辱める目的だと思ってた。素で貶してごめん」

長「半端な優しさが辛い。じゃあAmaz○nで好きなの買え」

光「Amaz○nかぁ~それよりは僕ここのブランド会員だから割引利くし、オンラインショップで買いたいんだけど」

長「お前コーヒーとかタオルにも文句言ってただろ。その辺含めてAmaz○nで一括注文してくれ」

光「全く、生活の質は仕事にも影響するんだよ」

長「お前この状況で仕事するつもりなのか?」

光「あと枕。僕どっちかっていうと硬めの方が寝やすくて」

長「え? 柔らかければ柔らかいほど良いんじゃないのか」

光「それこそ人それぞれだよ。やっぱり家具は自分に合ったものを買わないと」

長「じゃあ一緒にIK○A行くか」

光「あっさり外に出すじゃん」

長「拘り強すぎて説得が面倒になった」

光「あ、このベッドいいね。収納つきで、マットレスはボンネルコイルだよ」

長「普段はソファで寝てるしなぁ」

光「却下。睡眠の質は生活に直結するんだよ。はい真面目に選ぶ。枕とシーツも一緒に買うよ」

長「ええ……」

光「それに服も買うならワークローブも欲しいな」

長「あと何時間かかる?」

光「ところで食事は? 君が作ってくれるのかい?」

長「いや俺は自炊経験ゼロだ。出前か弁当で何とかしてきたし、するつもりだった」

光「栄養が偏るねえ。じゃあ帰りに食材も買っていこう。夏バテ防止に精のつくものが良いかな」

長「俺に精をつけて何をするつもりだ」

光「監禁してる側の台詞か?」

+++

長「最近体重が増えてきたんだが」

光「痩せすぎて心配なぐらいだったから今がちょうどいいよ。うん肌艶も随分良くなったね」

長「お前を監禁して震える姿を観察したかっただけなのに、とんだ誤算だ……」

光「監禁するつもりあった?」

長「お前こそ逃げるつもりあるのか?」

光「突然の正論」

光「いや、お金を気にせず自分の理想の環境で好きなことできるのが楽しくって」
 
長「せっかく仕事辞めたのに勝手に料理配信始めて、しかも収益化まで漕ぎ着けるのには驚いたぞ」
 
光「僕も予想以上の反響に戸惑ってるよ」
 
長「今日の更新は良いのか」
 
光「今日は料理じゃなくて近況報告しようかなって」
 
長「新しいまな板買いました、とかか」
 
光「うーん惜しい、買ったのは別の」
 
長「包丁? いや愛用の品をわざわざ研いで使ってるしな……ミキサー!」
 
光「もう雰囲気としては粉砕されてるけど今さらか~正解はこれです、ハイ手を出して」
 
長「おかしい。指輪に見える」
 
光「現実だよ、直視しようね」
 
長「何で監禁してる相手にプロポーズしてるんだ?」
 
光「そっちが首輪つけないのが悪いんじゃないかな」
 
長「俺が責められるのか……」
 
光「ペットの躾は飼い主の責任だから。で、返事は?」
 
長「ノーって言ったら?」
 
光「ヒント:この会話は録音済。編集で良い感じに盛り上げて衝撃の結末と煽る」
 
長「外野を味方につけるな、やめろやめろ」
 
光「安心してくれ、半分冗談だから」
 
長「笑えるか」
 
光「笑ってくれよ。こっちは結婚申し込んでるんだから」
 
長「急に真面目になるな。顔の良さで考えなしに頷くから」
 
光「勢いで生きてる?」
 
長「……まあ、その、俺もお前の味噌汁は毎日飲みたい……な」
 
光「というわけでみんな! 僕たち結婚します!」
 
長「録音じゃなくて配信じゃないか、止めろ止めろ赤スパ乱舞するなコラ!」
 
 
【教訓】監禁は計画的に行いましょう。end
 

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